【足つぼのやり方#23】輸尿管の反射区・ツボの位置と押し方
【足つぼのやり方#23】輸尿管の反射区・ツボの位置と押し方
輸尿管の反射区の位置を確認してから、実際の足の揉み方を学んでいきましょう。
【輸尿管(ゆにょうかん)】器官・臓器の働き
輸尿管は解剖学では尿管と言われ、反射区の呼び名が輸尿管となっています。
輸尿管(尿管)は膀胱と腎臓を繋ぐ尿の通り道です。
腎臓で作られた尿は、ここを通り膀胱へと運ばれていきます。
輸尿管の長さは約30cm、直径約5mmの管になっており、腎臓と同じく2つあります。
輸尿管が体のどこにあるのか?どんな働きをしているのかイメージしておきましょう。
適応症状
輸尿管結石、輸尿管狭窄症、リウマチ、動脈硬化、関節炎、高血圧など
尿路結石
結石の発生そのものの原因は不明ですが、考えられているものとしては以下の原因が考えられます。
①尿路通過障害により尿の停滞が起こる
②尿路感染症
③内分泌・代謝異常
④長期の寝たきり状態によるカルシウム代謝異常
⑤食事・薬剤
主な症状:腎孟(じんう)結石が腎孟尿管移行部につまると、側背部に痛みが出て、発熱・血尿をきたし、しばしば腎孟腎炎を合併しまず。尿管結石は多くの場合腎孟結石が落下したもので、発作的に繰り返す激しい痛みと血尿が主な症状です。
さらに膀胱に落下すると膀胱結石となり、膀胱尿道に異常がなければ無症状で排泄されますが、前立腺肥大症などがあると、膀胱にとどまり大きくなります。
この場合は膀胱痛、頻尿・血尿などが見られます。尿道が狭くなっている「狭さく」があると排石されず、尿道結石となります。この場合は尿閉(尿が出ない)ということになります。
反射区の位置
輸尿管の反射区は腎臓反射区の横から出ています。
輸尿管の反射区を押す時に、筋があるので、それを越えないように圧を加えるのがポイントです。
押し方
反射区の位置・・・腎臓の反射区と膀胱の反射区を緩やかなカーブを描いてつないだ道のりの部分。
操作方法・・・腎臓の反射区の脇でしっかりと圧を加え、その圧のまま膀胱の反射区までの曲線を刺激していきます。
指を使って押す時は、親指を人差し指の中に入れて圧を加える指を安定させるのがポイントになります。
押し方動画
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