【足つぼのやり方#24】膀胱の反射区・ツボの位置と押し方
【足つぼのやり方#24】膀胱の反射区・ツボの位置と押し方
膀胱の反射区の位置を確認してから、実際の足の揉み方を学んでいきましょう。
膀胱の反射区の位置
両足の内側にあり、くるぶしの斜め前下方のぷっくり膨らんだ柔らかい部分です。
触った感触はぷよぷよしている感じ。
【膀胱(ぼうこう)】器官・臓器の働き
腎臓から送られてきた尿をためておく臓器で、筋肉でできた貯水タンクです。尿がたまると膀胱の筋肉は風船のように引き伸ばされ、それが一定の大きさに達すると、大脳からの命令で尿道の括約筋が緩み、放出されるしくみになっています。
・位置:尿がたまっていないときは、恥骨の背後にかくれて骨盤の中にあり、尿がたまってくると球状に膨らみ、前腹壁にそって、腹腔内に押し出されます。
・容量は約300ml~450ml。一般に膀胱内の尿が250ml以上、内圧がある限度になると尿意を催します。
適応症状
膀胱結石、膀胱炎、高血圧、動脈硬化、尿管結石、腎臓結石、膀胱癌など
膀胱炎
20歳前後の性的活動期の女性に多く、症状の出る2~3日前に性行為があればそれが原因です。原因になる菌の80%は大腸菌であるといわれています。
しかし性病ではありませんので、男性からうつされるものではありませんし、男性にうつすこともありません。
突然おしっこの後が痛い、尿に血が混じる、尿の回数が多くなるなど。排尿時の不快な感じが前兆としてあります。きちっと処理すれば完全に治り、癖になることはありません。
お茶、ジュースなどをできるだけ多く飲みます(アルコールはだめ)。症状に気づいたらすぐに、缶ジュース(350ml)を2本ほど飲みます。
つぎに1日で1000ml入りのお茶、ジュースなどを飲みほします(量を間違えないように、自分用のものを決めて飲むようにしてください)。症状がなくなっても3日間は続けます。
以上のことをきちんと守ってもよくならないときは、泌尿器科を受診してください。通常3日ほどで治ります。排尿のときに不快感を感じたらすぐ実行すること。
症状が軽いときは一般薬局でも膀胱炎の薬は手に入ります。
排便、排尿のあとは前から後の方向へ紙で拭きます。後から前に拭くと、大便中の大腸菌が尿道の入り口につくことがあるので気をつけてください。
熱があるときは泌尿器科を受診すること。菌が腎臓に入っている可能性があります(腎孟腎炎)。
性交渉の覚えがないのに、膀胱炎を繰り返すときは泌尿器科へ行きましょう。
血尿だけの症状のときは、必ず泌尿器科を受診すること。悪性腫瘍の可能性もあります。
反射区の位置
押し方
反射区の位置・・・足の人差し指、中指の間をまっすぐ下にたどった土踏まずの部分。
操作方法・・・500円玉の大きさを思い描いて、縦線3本〜4本をイメージして反射区を塗りつぶすように刺激を入れていきます。
押し方動画
近日公開予定
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