【足つぼのやり方#62】坐骨神経痛の反射区・ツボの位置と押し方
【足つぼのやり方#62】坐骨神経痛の反射区・ツボの位置と押し方
坐骨神経痛の反射区の位置を確認してから、実際の足の揉み方を学んでいきましょう。
【坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)】器官・臓器の働き
腰椎第4番、第5番と仙骨第1、第2、第3番から出て、臀部(でんぶ=尻)の深いところを通り、大腿後側を降下し、膝窩(しっか=膝裏のくぼみ)から2本に枝分かれし、下腿の筋肉へと分布し、運動や感覚をつかさどる人体の末梢神経の中で一番太く長い神経です。
適応症状
坐骨神経痛
原因:腰部のさまざまな疾患が考えられますが、多いのは椎間板ヘルニア、馬尾神経腫瘍、脊柱管狭さく症、脊椎すべり症などです。
症状:臀部から大腿後面、下腿外側面、足にかけての痛みが特徴です。臀部から下肢にかけての重だるい感じ、圧迫感や放散痛、電撃的な痛みなどさまざまです。原因によっては、安静時にも痛みがあるもの、長期間の歩行で生じるものなどがあります。
神経の走行に沿って、臀部から大腿側面を押さえると痛く、また、膝を伸ばしたまま下肢を持ち上げると痛みが強くなります。
しばしば下腿外側の足の知覚鈍磨をともないます。
その他の症状
冷え性、足がつる(こむら返り)、膝や足首の関節への影響など
反射区の位置
押し方
反射区の位置・・・両足のふくらはぎの内側、外側にあります。
(内側)直腸肛門の反射区の終わりから、骨のキワをたどったライン。
(外側)下腹部の反射区の終わりから、骨のキワをたどったライン。
操作方法・・・反射区の始まりに棒を当て、骨のキワを掃除するように圧を加えながらスライドさせていく。
押し方動画
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