【足つぼのやり方#5】三叉神経の反射区・ツボの位置と押し方
【足つぼのやり方#5】三叉神経の反射区・ツボの位置と押し方
三叉神経の反射区の位置を確認してから、実際の足の揉み方を学んでいきましょう。
【三叉神経(さんさしんけい)】器官・臓器の働き
器官のしくみ働き
12対ある脳神経のうちの1対。知覚神経。
3本の枝状に分かれて、①眼神経 ②上顎神経 ③下顎神経 となります。
顔面の皮膚感覚と下顎の運動を支配しています。頭痛や、歯の痛みなどに関係します。
両足の親指の内側、かつ上半分になります。少し親指の腹部分に反射区がかかります。
両足の第1指の第2指側の骨の突起から、前頭洞の反射区までの部分です。
右の三叉神経に対応する反射区は左足にあり、左の三叉神経に対応する反射区は右足にあります。
適応症状
偏頭痛、顔面神経マヒ、顔面神経痛、おたふく風邪、耳鼻の異常、頭痛、不眠症、頬、唇、鼻の誘発性神経痛、歯痛など。
三叉神経痛
原因:三叉神経の圧迫、または炎症によって痛みが起こります。炎症はヘルペスというビールスで起こることが最も多いようです。
症状:最も特徴的な三叉神経痛の症状は、非常に短い一瞬の刺すような痛みです。痛みは長くても数分以内で、しばしば歯磨き、ひげそり、顔を洗う動作などが引き金になって、顔に電気が走るような、あるいは針が刺されるような痛み発作が起こります。
また比較的まれですが、感覚が鈍くなったり、痺れなどを伴うこともあります。この場合は三叉神経が脳から出たばかりの脳の奥の方で圧迫などが起こっている可能性がかなりあります。
顔面痙撃
顔の片側だけがピクピクと動いてしまう病気です。最初目の周りがピクピクする状態から始まり、やがてつぶろうと思わないのに片目がギューっとつぶってしまう状態になり、進行すると頬や口が片側にひきつれたようになります。
緊張すると悪化するのが普通で、そのためもあって、ご本人が神経質なために起こると思われていることもあるようです。実際にはこれも三叉神経痛と同じようなしくみで起こる病気であることがわかってきました。
反射区の位置
押し方
反射区の位置・・・
両足の親指の内側、かつ上半分になります。少し親指の腹部分に反射区がかかります。
両足の第1指の第2指側の骨の突起から、前頭洞の反射区までの部分です。
右の三叉神経に対応する反射区は左足にあり、左の三叉神経に対応する反射区は右足にあります。
操作方法・・・ここは少し押しにくいので、1点押しで反射区を塗りつぶすように刺激していきましょう。
押し方動画
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