もはや止めることの出来ないマイクロプラスチック(マイクロビーズ)の脅威をあなたはご存知ですか?
マイクロプラスチック(マイクロビーズ)の海洋汚染問題。あなたはご存知ですか?知らぬ間に身近なところで汚染は拡大しており、今後もっと広く多く汚染されていってしまいます。
既に海に大きく広がっており、海外では法律で禁止されるほどですが日本国内ではまだまだ認知度が少なく、日用品にも多く含まれているマイクロプラスチック(マイクロビーズ)。
知らないうちに食べてしまっているかもしれません。
少しでも知識を得て、マイクロプラスチックの脅威から身を遠ざけてください。
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「マイクロプラスチック(マイクロビーズ)製品を見分けて、避ける方法」
マイクロプラスチック(マイクロビーズ)ってなに?
マイクロプラスチックとは言葉通り、小さなプラスチックのことですが、ペットボトルなどのプラスチックが海をさまよい、劣化し、小さく割れたものを言います。
しかし、もっと危険なのが柔軟剤や洗濯洗剤、歯磨き粉、スクラブ系商品に含まれる機能的役割をもたらすために、意図的に混入されているマイクロプラスチックが問題になっています。
ちなみに、wikipediaではマイクロプラスチックの定義は5mmより小さいサイズと定義している研究者もいるということです。
マイクロプラスチック(英: microplastics)は、(生物物理学的)環境中に存在する微小なプラスチック粒子であり、特に海洋環境においてきわめて大きな問題になっている。一部の海洋研究者は1mmよりも小さい顕微鏡サイズのすべてのプラスチック粒子と定義しているが、現場での採取に一般に使用されるニューストンネットのメッシュサイズが333μm (0.333mm)であることを認識していながら、5mmよりも小さい粒子と定義している研究者もいる。しかし、マイクロプラスチックが野生生物と人間の健康に及ぼす影響は、科学的に十分に検証されていない。
wikipedia参照元
深海10000mにもマイクロプラスチック(マイクロビーズ)は到達している事実
2018年に水深1万メートルを超える世界最深の「マリアナ海溝」でプラスチック袋が見つかったことで各国メディアに注目されました。
しかしそのデータ20年前の1998年の資料からのものであり、現在ではもっとひどい状況になっている可能性が高いのはいうまでもありません。
恐ろしいことに10000mもの深さの深海において、プラスチック製のビニール袋が発見されたことは、世界では多くのメディアが取り上げましたが、日本ではごく少数の環境メディアでしかとりあげられませんでした。
もちろん、目に見えるプラスチックがあるということは、マイクロビーズも深海へ到達しています。
2017年にはナショナルジオグラフィックで、すでに海洋汚染について報告されており、「太平洋のマリアナ海溝で、高濃度に汚染された中国の河川以上に汚染物質が蓄積されている。」という記事が掲載されています。
マイクロプラスチック(マイクロビーズ)は生活用品に入っているのをご存知ですか?
- 洗顔フォーム
- ボディーソープ
- 洗濯洗剤
- 歯磨き粉
- 日焼け止め
- 塩
- 岩塩
これは氷山の一角でしかありません。あなたが使っている商品にマイクロプラスチック(マイクロビーズ)が含まれているかもしれません。その他様々なものに入っています。
そして、先日ニュースで話題となりましたが、塩、さらには岩塩にまで混入しているという事実が判明しました。もちろん海に流れ込んでしまっているマイクロプラスチックは、海水由来の塩にも入っているということになります。恐ろしいですよね。
続編の記事もごらんください。
「マイクロプラスチック(マイクロビーズ)製品を見分けて、避ける方法」
避けられない事態が明るみに出た。マイクロプラスチックはすでに鳥、魚、クジラの体内から発見されており、それが人間の中からも見つかったというのは、決して意外なことではない。具体的にどこから見つかったのかといえば、びろうな話になるが、ある予備的研究に協力した8人の糞便からだ。この結果は、10月23日に欧州消化器病学会で、オーストリア、ウィーン医科大学の胃腸病学者であるフィリップ・シュワブル氏により発表された。
マイクロプラスチックの行方を追跡し、その小さなかけらが飲料水、ビール、食塩、海産物の中にあることを確認してきた研究者らの予測は正しかったわけだ。ただし、この事例がどんなことを示唆しているのかについては、まだ明確な答えは出ていない。
マイクロプラスチックが人間の食生活にやってくる
生物濃縮によって高濃度なマイクロプラスチックが体内に入る危険性
参照:夢なび
昔の理科の時間や、生物で言葉は聞いたことがあるかもしれません。生物濃縮とは、食物連鎖によって、食物連鎖の頂点に向かうにつれ有害物質がどんどん高濃度に蓄積されてしまう現象のことを言います。
例えば、小さい魚を大きい魚がたくさん食べることで、小さい魚に含まれた大量のマイクロプラスチックが大きい魚1匹に蓄積されます。
それを人間が食べると、どうなるでしょうか?恐ろしいことになりますよね。
簡単に言うとこんな感じで、どんどん濃縮されて食物連鎖の頂点へと進んでいきます。
プランクトン→小魚→中くらいの魚→大きい魚
すでに人間の体内にもマイクロプラスチックが混入していると報告が!
恐れていたことが既に現実問題となっています。マイクロプラスチックはすでに海で生活する動物、魚などの体内から発見されましたが、ついに人間の体内からもマイクロプラスチックが混入していることが報告されています。
2018年10月に欧州消化器病学会で、オーストリア、ウィーン医科大学の胃腸病学者であるフィリップ・シュワブル氏により発表された事実なのですが、具体的にはある予備的研究に協力した8人の大便からマイクロプラスチックが発見されたとのこと。
このことから推測されるには、人間の体内から排出される可能性がるということ。しかし、マイクロプラスチックの人体への影響は研究が発展途上にあるため、どのような影響を人体に及ぼすのかわからないのが事実だとおもいます。
さらに、目のなかか
マイクロプラスチックの行方を追跡し、その小さなかけらが飲料水、ビール、食塩、海産物の中にあることを確認してきた研究者らの予測は正しかったわけだ。ただし、この事例がどんなことを示唆しているのかについては、まだ明確な答えは出ていない。
もう水は飲めない。ミネラルウォーターの中にもマイクロプラスチックが入っている
東洋経済のネットニュースでは2018年の記事でミネラルウォーターにもマイクロプラスチックが混入しているという事実が報道されました。
そこにはさらに恐ろしいことが書いてあり、マイクロプラスチックの発生源は衣類や化粧品、包装材、プラスチック製品の劣化、製造工程などさまざまだと報道されています。
もはや防ぐ方法はないほどに、日常生活に食い込んできているマイクロプラスチック。さらにもはや終わっているレベルとされるのが下の内容になります。
マイクロプラスチックは海だけではなく、空中にも飛んでいる
マイクロプラスチックは海だけだと思うかもしれませんが、空気中にも広がっています。
これは私の持論なのですが、昔から思っていたのに誰も言わないから隠蔽されているのかと思いました。
でもやっぱり、某車メーカーの知り合いに聞いて見たら、事実だとのこと。
日本中を駆け回っている。クルマ。自動車です。この車のタイヤってすり減るじゃないですか?この磨り減ったクズはどこにいっていると思いますか?
そうです。空中散布されているんですよね。つまり、タイヤカスを我々は日常的に吸引してしまっている可能性があると思うんです。
恐ろしいです。
健康のために気をつけなければならない物が多くなりすぎている時代に
野菜や果物の残留農薬、精製された砂糖、小麦製品によるアレルギー、トランス脂肪酸、遺伝子組み換え作物、人口甘味料、香料製品などのことに気を使って、生活の中で避けるようにしている世の中になりつつありますが、この状況はもっと悪化していくでしょう。
そして、気をつけなければならないものが、もっとたくさん出てきて、気をつけることも限界になりつつあります。
まとめ
(マイクロプラスチック)マイクロビーズの脅威は既に目の前に来ています。あなたは、これから先の健康を維持していくために何が必要になってくると思いますか?コレをきっかけに少し健康についてのアンテナを広げてもらえると良いなと思っています。
この記事の続きは
「マイクロプラスチック(マイクロビーズ)製品を見分けて、避ける方法」足つぼ&整体の専門家
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