【足つぼのやり方#28】上行結腸の反射区・ツボの位置と押し方
【足つぼのやり方#28】上行結腸の反射区・ツボの位置と押し方
上行結腸の反射区の位置を確認してから、実際の足の揉み方を学んでいきましょう。
【上行結腸(じょうこうけっちょう)】器官・臓器の働き
大腸は、盲腸、結腸、直腸に大別されます。結腸は上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸からなります。
長さは大腸全体で1.5m。太さは小腸の2~3倍(小腸の直径は500円玉くらい)。大腸の働きは、小腸から送られてきたどろどろの内容物が約1/4の容量になるまで水分を吸収し、ナトリウム、塩類を調節的に吸収し、カリウムを排泄することです。
適応症状
下痢の原因を考える
症状:急激におこり、腹痛、発熱を伴う。
原因:大腸感染による腸炎、漬瘍性大腸炎の電撃型など。
症状:水のような便(水様便)、吐き気や腹痛。
原因:急性胃炎、腸炎など。
症状:粘液や血液が混じった粘液便で、下痢と便秘を繰り返ず、下腹部通がある。
原因:潰瘍性大腸炎、大腸癌など。
症状:便意が頻繁にあり、下痢を繰り返す。腹痛を繰り返ず。
原因:過敏性腸症候群(下痢型)など。
症状:若年者に多く、慢性的、中等度の発熱、腹痛、体重減少がある。
原因:クローン病※など。
※クローン病:原因不明の炎症性腸疾患。具体的な症状は下痢、腹痛、肛門部病変、下血、狭窄、膿瘍、発熟。現段階では根治できない。
症状:脂肪便、体重減少、むくみ、貧血、皮下出血がある。
原因:吸収不良症侯群など。
症状:水溶性下痢で始まり、そのうち血性の下痢になる。
原因:細菌性赤痢、アメーバ赤痢、腸管出血大腸菌などによる下痢。
症状:無臭性の米のとぎ汁状の便、大量の下痢による急速な脱水症状(低血圧、頻脈、皮膚の乾燥など)。
原因:コレラなど。
反射区の位置
押し方
反射区の位置・・・腎臓の反射区と膀胱の反射区を緩やかなカーブを描いてつないだ道のりの部分。
操作方法・・・腎臓の反射区の脇でしっかりと圧を加え、その圧のまま膀胱の反射区までの曲線を刺激していきます。
押し方動画
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