【足つぼのやり方#22】腎臓の反射区・ツボの位置と押し方
【足つぼのやり方#22】腎臓の反射区・ツボの位置と押し方
腎臓の反射区の位置を確認してから、実際の足の揉み方を学んでいきましょう。
腎臓の反射区の位置
両足裏にあり、第二指と第三指の間をまっすぐに下におりた土踏まずの部分。
反射区の部分がちょうどペコっと凹みがあるように感じられる部分。500円玉くらいの広さ。
【腎臓(じんぞう)】器官・臓器の働き
腎臓は背中側の腰の高さにある左右に1つずつ存在する臓器です。
腎臓の働きは血液中の老廃物をろ過して尿とともに排泄し、血液をきれいにするとともに、体液の成分を一定に保つ働きをします。1個の腎臓は約100万個のネフロン(腎臓の基本単位)で構成され、個々のネフロンがろ過と再吸収をおこなっています。
腎臓には、心臓が送り出す全血液の1/4が絶えず流れ込んでいます。
一日に作られる「原尿」の量は約180リットル。しかし水分のほとんどが再吸収され、最終的には尿として1.5リットル程度が排出されます。
老廃物だけでなく、摂取されすぎた糖や塩分、アンモニアなどの有害物質も、尿として排出されます。
適応症状
腎臓機能障害、動脈硬化、静脈瘤、リウマチ、腎臓結石、高血圧、関節炎、湿疹、むくみ、尿道炎、腰背部の鈍痛、急性腎不全、慢性腎不全、腎癌など。
急性腎炎
扁桃炎などの上気道炎(かぜ症候群)や皮膚感染
感染後1~4週間の潜伏期を経て、血尿、蛋白尿、むくみ、高血圧を主症状として発病。一般に急性腎炎は治るのが普通ですが、治りきらずに長引き、慢性腎炎に移行することもあります
慢性腎炎
発病時期が不明で、原因もまだ十分に明らかになっていません。
無症状のことが少なくありません。慢性腎炎に関しては、人により大きな差があり、蛋白尿と血尿が持続しても腎機能の悪化を生涯認めない例もあれば、数年で透析になる例もあります。
ネフローゼ症侯群
慢性腎炎の中で、尿蛋白が高度でむくみの強いものは、治療上特別な配慮が必要なので、ネフローゼ症候群として取り扱われます。
反射区の位置
押し方
反射区の位置・・・足の人差し指、中指の間をまっすぐ下にたどった土踏まずの部分。
操作方法・・・500円玉の大きさを思い描いて、縦線3本〜4本をイメージして反射区を塗りつぶすように刺激を入れていきます。
押し方動画
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足つぼ&整体の専門家
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