足つぼ棒の使い方の基本から上達のポイントを抑えて一緒に足つぼマスターの道へ
病気を予防していくために再注目されているのが足つぼマッサージ!
足つぼ棒も100円ショップで販売されているので、気軽に始めることができます。
でも、実際に足つぼ棒を使ってみようと思うと、意外に使い方が良くわからない・・・
そんなあなたに足つぼ棒の使い方の基本から上達までの道のりをお教えしていきます。
はじめまして。
足つぼ健康法で「自分の健康を自分で守る」そんな思いで皆さんに足つぼの良さをお伝えしています。
若石健康法マスターの井口です。足つぼ通信講座も始まりました詳しくはこちらをクリック
さっそく、足つぼ棒の使い方をマスターして、自分で自分の足を揉んでみましょう。
足つぼ棒の使い方
正しい足つぼ棒の握り方
棒は画像のように握ってください。
棒はテコの原理を使って、小さい力だ大きな力を生み出すのがポイントです。
そうすることで、女性でもしっかりとした力で足つぼができるようになります。
間違った足つぼ棒の握り方
このように棒を握って押し付けるやり方をすると、力任せになってしまい、とても痛みを感じやすい押し方になります。
また、腕の力ばかり使って押していることになるので、とても疲れますし、腕を痛めてしまう原因にもなるので注意が必要です。
足つぼ棒を使って足つぼを押すときのやり方
足つぼ棒を使って足つぼを実際に押すやり方がこちらです。
画像をご覧になりながら、以下の手順で行なっていきます。
- 左足を揉む時は、右手で棒を持つ(右足の時は、左手に棒)
- 左手は足の甲側をしっかり支える
- 左の親指で棒を抑えて
- しっかりと足つぼに圧を加えていく
ポイントは先ほどご説明したとおり、テコの原理を上手に使うことです。
足つぼをやる前に覚えておきたい注意事項
足つぼ棒を使って自分の足をマッサージしていくときに、注意してもらいたいポイントがいくつかあるので覚えておいてください。
- 足を傷つけないためにクリームを塗りましょう。
- 足つぼ後には老廃物を排出させるために500cc程度の白湯を飲む。
- 足つぼは左足、右足の順番に揉みましょう。
- 骨は強く押さないように気をつけましょう。
- 1回の足つぼは長くても60分くらいを目安に行いましょう。
足つぼ棒を使ったやり方の手順
実際に足つぼ棒を使ったやり方の手順は以下の通りです。
大きな流れは、老廃物を体から出す、腎臓、輸尿管、膀胱のツボを刺激してから、指先〜かかとまで。
次に、足の内側、外側といった順番でもんでいきましょう。
①老廃物を体から出すのを助けてくれる腎臓、輸尿管、膀胱の反射区(ピンクのライン部分)をもみます。
②足の指、指先、指の側面、指の甲側の4面全てを揉みます
ここは、目、耳、頭部に関係する反射区が対応しています。
③足の付け根の部分をしっかり揉みます。
ここは、肺・気管支、僧帽筋といった反射区が対応しています。
④土踏まずを揉んでいきます。
ここは、胃、膵臓、十二指腸、小腸、大腸といった反射区が対応しています。
⑤かかとを揉んでいきます。
ここは、生殖関係の反射区が対応しています。
⑥足の側面(外側)から、くるぶし、ふくらはぎまでの反射区を揉んでいきます。
ここは、腕、肘、膝、股関節、生殖腺、坐骨神経といった反射区に対応しています。
⑦足の側面(内側)から、くるぶし、ふくらはぎまでの反射区を揉んでいきます。
ここは、頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、股関節、生殖腺、坐骨神経といった反射区に対応しています。
最後にもう一度、最初の腎臓、輸尿管、膀胱の反射区を揉んでいきます。
足つぼ棒のやり方を動画と一緒にやってみよう!
簡単に足つぼ棒を使って足をもんでいくやり方を動画にしてみたので、足つぼ棒を用意して一緒にやってみましょう。
足つぼ上達のための3つのヒント
足つぼ棒を使って自分で体を健康にしていくために必要な、上達のポイントは3つあります。
- 継続する
- 感覚をつかむ
- 反射区をしっかり刺激する
それぞれの詳しいポイントをご説明していきます。
継続する
人間の体は365日24時間休むことなく働き続けていることで、私たちは生き続けることができています。
つまり、足つぼを行なって、体を健康にしていこうと思ったら、毎日継続して足つぼ棒で足を刺激してあげることで、体をより健康な状態へと導いてくれます。
毎日5分でも10分でもいいので、自分の足を揉んであげる時間を確保してください。
もし、時間がなくて足つぼ棒で足を揉むことができそうになければ、足つぼマットがおすすめです。
これがあれば、毎日踏むだけで、足つぼ棒と同じような効果が期待できます。
簡単で、時間を取らないので、家の中でよく通る場所や、いつも立つ場所に置いておくと便利です。
感覚をつかむ
足を揉んでいると、自分の足の状態がわかってくるようになります。
- いつもより、ゴリゴリしている
- いつもより痛い部分がある
- いつもより張りがある
- 違和感が感じられる
こういった感覚がとても大切になってきます。毎日のように自分の足を揉んでいるから気がつけることなので、積極的に自分の足を揉んで、どんな変化が自分の足に起こっているのかを記録しておくのがおすすめです。
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反射区をしっかり刺激する
足つぼ棒の使い方に慣れて来たら、足つぼ(反射区)をしっかりとまんべんなく刺激できるように、反射区図表を見ながら意識して足つぼを行うのがおすすめです。
反射区をより正確に刺激できるようになることで、体への刺激の伝わり方が変わり、より足つぼの効果を高めることができます。
足つぼ効果を出すときによくある質問・疑問
足つぼを始めると、最初に浮かんでくる疑問、よく聞かれる質問にお答えしていきます。
どれくらい続ければいいの?
どれくらい足つぼを続ければ効果がでるのでしょうか?
一般的には年齢で効果までの時間を考えるやり方があります。
30代だと約3ヶ月
40代だと約4ヶ月
50代だと約6ヶ月
60代だと約6ヶ月
個人差もあると思いますが、だいたいこのような期間が必要です。
年齢を重ねるごとに体の老化が進み、体が変化してくるまでに時間がかかる傾向にあるので、気長に続けていくことが大切ですね。
どこのツボ(反射区)をやればいいの?
肝臓が調子悪いからといって、肝臓のツボばかりやっても足つぼの効果を得ることはできません。
足つぼは全部をきちんと刺激することで体全体に刺激が伝わり、自然治癒力が高まってくることで病気を予防するこができるという考え方に基づいています。
ですので、1つ1つのツボ(反射区)も大切ですが、あくまでも足全体を足つぼ棒を使ってしっかり刺激していくことが最短でよりよい効果を得られると考えられています。
どれくらいの強さでやればいいの?
強さも個人差がありますが、痛気持ちいい程度で行うことが良いとされいます。
すごく痛いのを無理にやってしまうと、体に力が入り、かえって体の緊張を高めてしまう可能性があるからです。
あくまでも、無駄な力が入らない程度の痛気持ち良さで継続していくことが大切です。
参考書籍
これから足つぼを学んでいくのであれば、1冊は読んでおいて損はしない、足つぼの基本書籍をご紹介していきます。
「足もみ力」は、足つぼの基本を網羅した1冊です。症状別の足つぼのポイント、足の揉み方など、全部が勉強になるといっても良いでしょう。持っていて損はない1冊です。
日本に台湾式の足つぼを普及させた一人、官 有謀先生の書いた1冊。今では、官足法や同じ系統の若石健康法が台湾式として有名です。その人が書いた本は、一度は読んでおいて欲しいですね。
足つぼ棒の使い方 まとめ
- 棒の握り方はテコの原理を意識して
- 左足をもむ時は、右手に棒を持つ
- 右足をもむ時は、左手に棒を持つ
- 順番に沿って、足をもんでいく
- 足つぼの注意事項は5つ
- 上達のための3つのヒント
- よくある質問、ぎもん
- おすすめ書籍
これを読んで、少しでも足つぼに興味を持ってもらえると嬉しいです。
足つぼ&整体の専門家
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