【足つぼのやり方#35】膝の反射区・ツボの位置と押し方
【足つぼのやり方#35】膝の反射区・ツボの位置と押し方
輸尿管の反射区の位置を確認してから、実際の足の揉み方を学んでいきましょう。
【膝(ひざ)】器官・臓器の働き
下肢の大腿と下腿をつなぐ関節です。人体の中でもっとも長い長骨である大腿骨と、2番目に長い脛骨をつなぐ関節で、大腿部前面の大腿四頭筋の腱の中にある膝蓋骨も関節の構成に一役を担っています。
膝関節は股関節と足関節の間にあって、膝を折って座ることから直立までの広い範囲の屈伸運動とともに、体の中でもっとも大きな負荷を受けつつ高い安定性を要求される関節です。
適応症状
変形性膝関飾症侯群
原因:関飾軟骨が磨耗する一方で、逆に増殖するため、関節が変形する疾患です。原因としては、老化現象に使いすぎなどの影響が加わっておこるものと、関節内骨折などによるものがあります。
症状:関節の痛みは、軽症では例えば歩き始め、正座の状態から立ち上がるときなど、関節の動かしはじめに生じ、使っているうちに消えます。さらに使っていると、また痛み出すという特徴があります。
重症になると常に痛み、関節が動かせない、骨の変形や関節の腫れ、関節に水がたまるなどがしばしば見られます。
予防:肥満に注意。大腿四頭筋の強化など。
治療:痛み止めの内服、関節内注射、杖の使用のほかには、温熱療法、大腿の筋力強化や、装具療法などの保存療法があります。手術としては、内視鏡を使った関節内の掃除、磨り減った骨とは逆の側に体重を移動させる目的の骨切り術、人工関節などがあります。
病院の治療で長年治癒しなかった人が、足の施術で急速に回復した例は数多くあります。老化現象だからといってあきらめずに、しっかり施術をしてください。膝が腫れている人は、足部や足首など全体的に老廃物がたまっている傾向があります。反射区はもちろんのことですが、膝上まで丁寧にもんでください。
その他の症状
関節リウマチ、成長痛、オスグッド
反射区の位置
押し方
反射区の位置・・・足の小指側の側面にある反射区(両足にある)。小指の側面からかかとに向かって足の側面をたどっていくと、出っ張りのある骨にあたる。それを超えたとこにペコっと凹んだ半円上の部分。
操作方法・・・棒を反射区に当て、半円を塗りつぶすように2回に分けて圧を加えながら小指に向かってスライドさせていく。
押し方動画
近日公開予定
足つぼ&整体の専門家
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