【足つぼのやり方#46】下顎の反射区・ツボの位置と押し方
【足つぼのやり方#46】下顎の反射区・ツボの位置と押し方
下顎の反射区の位置を確認してから、実際の足の揉み方を学んでいきましょう。
【下顎(したあご)】器官・臓器の働き
上顎と下顎はともに顎関節や歯、舌などのトラブルによって、各種の症状を呈します。この反射区は、顎の反射区ですが、歯の反射区といってもよく、前歯は反射区の内側、奥歯は外側(第2趾側)に対応し、左右は逆転しています。
適応症状
顎関節症
顎の関節を動かす筋肉や靭帯あるいは関節円板、関節の骨などに異常がみられる慢性の症候群です。歯科においては虫歯、歯槽膿漏についで、第3の病気といわれるほど多くみられるものです。’
原因:20代の女性に多くみられ、歯につめたり、かぶせたものなどによる慢性の外傷(捻挫のようなもの)と、そしゃく筋(ものをかむ筋肉)の異常な緊張(歯ぎしりや食いしばり)などによって起きるものですが、これに精神的ストレスや、リウマチなどの全身的要因が関与していることがあります。
症状:顎を動かしたときの関節の痛み、関節のまわりや、そしゃく筋を押したときの痛み、口をあけたり閉じたりしたときに出る関節の音、開口障害(口を開きにくい)などが主な症状ですが、これらの症状は必ずしも同時には出ません。
顎関節症は、体全体の変形症の一症状ということができ、横寝やうつぶせ寝、頬杖などの習慣があると顎関節に持続的な力がかかり、症状を悪くしていくことになります。体の使い方の著しい左右差があったり、大きな力がかかっていたりすると、顎関節を支える頭蓋骨にもゆがみが出てくるといわれています。
その他の症状
歯痛、歯槽膿漏、いびきなど
反射区の位置
押し方
反射区の位置・・・上の図の下の赤線部分。親指の第1関節の真上を通過する横のライン。
操作方法・・・骨の部分なので、親指の内側の腹を使い、ラインをなぞるように圧を加えながらスライドさせていく。
押し方動画
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足つぼ&整体の専門家
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