【足つぼのやり方#39・40】上半身下半身のリンパの反射区・ツボの位置と押し方
【足つぼのやり方#39・40】上半身下半身のリンパの反射区・ツボの位置と押し方
上半身下半身のリンパのの反射区の位置を確認してから、実際の足の揉み方を学んでいきましょう。
【上半身下半身のリンパの(じょうはんしん・かはんしんのりんぱ)】器官・臓器の働き
上半身のリンパ腺という反射区は、贋から上の範囲でリンパ節が集合している箇所をさします。
下半身のリンパ腺は、腹部のヘソの位置から下の下半身の、リンパ節の集合箇所に対応します。
適応症状
悪性リンパ腫
リンパ組織から発生し、リンパ球に由来する悪性腫瘍(癌)で、全悪性腫瘍の2%を占めます。日本での発生率は人口10万人当たり5人程度で、白血病と同じく欧米諸国の約半分です。
リンパ球は、血液細胞のひとつであり、白血球と同じく骨髄中の造血幹細胞から分化・増殖していくので、リンパ腫と白血病とは同じ系統の病気です。白血病が血液の中を流れて増殖する液状の腫瘍であるのに対し、リンパ腫はリンパ組織の中で成育する固形の腫瘍です。
症状:発生する場所は、大多数が頚部のリンパ節です。すみやかに増大する無痛性のグリグリとして自覚されます。他の部位のリンパ節および臓器内のリンパ組織から発症することもありますが、それらは転移かどうか検査する必要があります。リンパ節が腫れるほか、全身倦怠感(けんたいかん)、貧血、食欲不振、感染しやすくなる、などが共通した症状です。
リンパ浮腫(リンパのむくみ)
癌などの手術でリンパ節を摘出した場合などに、リンパ液の戻りが悪くなるための起こるむくみです。上肢や下肢の片側だけに発生します。感染や炎症、外傷、放射線照射などでおこることもあります。
最初の軽症のものでは患部を高くして安静にすることでもとに戻りますが、進行すると浮腫が残り、組織間質の線維化が進んでかたくなってきます。この時期には感染を起こしやすく、リンパ管炎を起こすとリンパ管のつまりがさらにひどくなるので、注意が必要です。
現段階の医療では決定的な治療法はなく、マッサージによって体液を心臓方向へ流し、戻らないように、弾力の強いストッキングなどを着用することで、時間はかかりますが改善します。
その他の症状
各種の炎症、癌、むくみ、感染に対する抵抗力の低下など
反射区の位置
押し方
反射区の位置・・・両足の甲にあります。内側のくるぶしの下から甲へたどり、深くくぼんだ1点。
操作方法・・・棒で反射区のくぼみに当て、圧を加えながら1点押し。
押し方動画
近日公開予定
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