【足つぼのやり方#12】甲状腺の反射区・ツボの位置と押し方
【足つぼのやり方#12】甲状腺の反射区・ツボの位置と押し方
甲状腺の反射区の位置を確認してから、実際の足の揉み方を学んでいきましょう。
【甲状腺(こうじょうせん)】器官・臓器の働き
喉仏の下に蝶のような形をした器官があり、この血管の豊富な内分泌器官が甲状腺です。体全体の新陳代謝を支配する重要なホルモンを分泌して、体温調節、基礎代謝の促進などをおこないます。
適応症状
バセドウ病
症状:若い女性に多く、甲状腺が腫れ(全体的に大きくなります)、食欲があり、食べても食べても痩せていきます。動悸、手足のふるえ、汗をかきやすい、イライラする、怒りっぽい、集中できない、目つきが鋭くなった、目が出たなどの症状が出てきます。
男の人では腰が抜けたように足がグニャグニャになり、力が入らず立てなくなることがあります。
原因:不明。
治療:薬物療法、放射線ヨード療法、手術の3通りがあります。
慢性甲状腺炎(橋本病)
この病気の患者は血液の中に甲状腺のタンパクに対する抗体を持っています。これを、白己免疫病といいます。慢性甲状腺炎はこの自己免疫病の代表的なものです。
症状:
①びまん性甲状腺腫(甲状腺が腫れること)
②甲状腺機能低下症(甲状腺の働き不足)。症状はバセドウ病と正反対で、体重が増え、脈がゆっくりになり、寒がりで肌がガサガサになり、髪は抜けやすく、動きが鈍くなります。
③無痛性甲状腺炎(甲状腺ホルモンが一時的に高くなったり低くなったりする)
④急性増悪(甲状腺が痛くなる)など
治療:症状によって治療法が違います
反射区の位置
押し方
反射区の位置・・・腎臓の反射区と膀胱の反射区を緩やかなカーブを描いてつないだ道のりの部分。
操作方法・・・腎臓の反射区の脇でしっかりと圧を加え、その圧のまま膀胱の反射区までの曲線を刺激していきます。
押し方動画
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