【足つぼのやり方#10】肩の反射区・ツボの位置と押し方
【足つぼのやり方#10】肩の反射区・ツボの位置と押し方
肩の反射区の位置を確認してから、実際の足の揉み方を学んでいきましょう。
【肩(かた)】器官・臓器の働き
ほぼ完全な球形をした、上腕骨の大きな骨頭と、それがはまり込む肩甲骨の外側にある比較的小さくて浅い関節窩(かんせつか)により構成される「球関節」です。肩関節の外面には、関節の運動に関係する筋肉があり、関節包を補強しています。反射区は、関節そのものだけでなく周辺の筋肉群や靭帯にも対応しています。
適応症状
野球肩
原因:使いすぎにより肩の関節の組織に炎症、小さな傷、磨耗が生じておきます。
症状:筋、腔、臆板(肩の回旋運動をおこなう棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の集まり)などの障害によるもの二腱板損傷(断裂など)では「肩が抜けた」「肩が壊れた」などと訴え、しばしば腕が上がらなくなります。
予防法:大胸筋、上腕二頭筋、前腕の屈筋群のストレッチやマッサージ。投球後のアイシング。
肩関節周囲炎(四十肩、五十肩)
中年以降に発症します。肩の痛みと運動制限を主とするもので、退行変性(加齢による筋力の低下と衰え)を基盤とします。痛みは肩部に発生しますが腕の方まで痛むこともあります。主として鈍痛。痛みは夜間や冷えたときなどに痛むことが多く、動きとしては髪をとくときや電車のつり革を持つとき、手を後ろに回すときなどに痛むことが多いようです。四十肩とは40代の人がこの症状になったときの呼び方で、五十肩は50代の人がこの症状になったときの呼び方ですので、症状は同じです。
反射区の位置
押し方
反射区の位置・・・足の小指側の側面。小指をたどり、小指の骨が膨らんだ部分を超えたところのくぼみ。
操作方法・・・棒の中間を肩の反射区に当て、手で足をつかむようにして反射区に圧をいれていく。
押し方動画
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