【足つぼのやり方#21】副腎の反射区・ツボの位置と押し方
【足つぼのやり方#21】副腎の反射区・ツボの位置と押し方
副腎の反射区の位置を確認してから、実際の足の揉み方を学んでいきましょう。
【副腎(ふくじん)】器官・臓器の働き
左右の腎臓の上に帽子のようにかぶさっている、重さ8~12gの楕円または三角形をした内分泌器官です。外側の黄色っぽい部分は副腎皮質と呼ばれ、糖代謝やストレスに関係する副腎皮質ホルモンを分泌する「ステロイド産生組織」からなっています。
一方副腎の内側は、毛細血管が多いので赤褐色に見え、これを副腎髄質といって、アドレナリンやノルアドレナリンを分泌ずる「カテコールアミン産生組織」から構成されています。
アドレナリンは、恐怖やはりつめた受身の緊張状態で分泌され、ノルアドレナリンは怒りや攻撃状態で分泌されます。どちらも交感神経と似た働きです。
適応症状
副腎髄質の腫瘍
副腎髄質は交感神経のかたまりのようなものです。この、髄質から発生する腫瘍には「褐色細胞腫」があります。発作的に興奮状態になったり、高血圧や動悸をきたします。
大きな腫瘍になることがありまずが、摘出手術により治癒します。
副腎皮質の腫瘍
クッシング症侯群:コーツチゾルの過剰分泌によるもので、糖の代謝が充進します。顔がむくんだような満月様顔貌、手足が綱く体が肥満する中心性肥満、肩が持ちあがる水牛様脂肪沈着など。特徴的な様態が見られます。また、ほとんどが高血圧になります。
副腎性器症候群:女児の陰核が陰茎のように大きくなる仮性女性半陰陽など
原発性アルドステロン症:アルドステロンの過剰分泌による。カリウム値が低下し、高血圧になる。などの症状があります。
その他の症状
不整脈、意識不明、炎症、リューマチ、関節炎など
反射区の位置
押し方
反射区の位置・・・足の人差指と中指の間をまっすぐ下にたどると、窪みがる。その凹みの奥深くの部分にある。
操作方法・・・腎臓の反射区のさらに奥にあるイメージをもって、1点押しで奥深くまで刺激を伝える
押し方動画
近日公開予定
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