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お金がもらえる制度!?ベーシックインカムとは何か?

 
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相模原で【足つぼと整体】を専門に【からだの悩みを解決する足つぼスクール千代・院長の井口です。プロフィールはこちら 【好き大切なもの】コーヒー・猫・タイ旅行・ワイン・友人・奥さん・焼き鳥

最近日本でも時々ニュースのキーワードとして出てくるようになったベーシックインカム。

2018年日本でも人気のTEDカンファレンスでは、Google(グーグル)の未来学者でエンジニアリング・ディレクター、レイ・カーツワイル(Ray Kurzweil)氏は、ベーシックインカムは2030年代までに広く普及するということを発言しています。

少しずつ日本人の中でも浸透し始めてきていますが、制度の内容が一人歩きして、「お金がもらえる制度」と思っていたら、大間違いかもしれないと思って、ちょっと調べてみました。

 

ベーシックインカム(BI)はどんな制度なの?

新しく提案されている社会保障制度の1つがベーシックインカム(通称BI)。

政府がすべての国民に最低限の生活保障をサポートしようという内容のもので、国民の誰もが一律の現金(例えば10万円)を、国民の権利として無条件で得られるというシステムのことです。

さらっと聞くとかなりすごい社会保障制度だと思いませんか?もし実現したら。。。働かなくても収入が入ってくる。そんな未来を想像してしまいます。

 

フィンランドを始め世界10カ国で議論が進み実験段階まできている

  • フィンランド
  • イタリア
  • オランダ・ユトレヒト
  • ケニア
  • ウガンダ
  • カリフォルニア州・オークランド
  • カナダ・オンタリオ
  • インド
  • ブラジル
  • アメリカ アラスカ州

こう見ると、ヨーロッパで3カ国もベーシックインカムを議論して実験段階まできているのは驚きです。やはり日本よりも福祉先進国としてテレビでも紹介されているヨーロッパでは盛んに新しい取り組みを議論し、積極的に行動を起こしています。すごいですよね。

実際に、日本でもベーシックインカムについて紹介されたり、意見や議論が始まってきています。

ベージックインカムを話題にした日本の記事

MONEY VOICE(2017年10月12日)

「神か悪魔か。ベーシックインカム時代の勝ち組と負け組、あなたはどっち?」

インパクトあるタイトルでベーシックインカムについて記事がアップされています。

参考リンク:http://www.mag2.com/p/money/316888

 

クローズアッップ現代 2017年10月26日(木)

「お金が“タダ”でもらえる!? ~世界が注目・ベーシックインカム~」

かなりポジティブなタイトルでベーシックインカムへの期待がうかがえます。

参考リンク:https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4053/

 

with news(2017年11月25日)

「ベーシックインカム」いくらが適正?「月28万円」のスイスでは…

月収28万がベーシックインカムで手に入るとしたら、人生変わりそうですよね。すごいタイトルです。

参考リンク:https://withnews.jp/article/f0171125001qq000000000000000W02310101qq000016201A

 

プレジデントオンライン(2018/2/22)

「全国民に月7万円 は誰も幸せにしない」

プレジデントオンラインでは、ネガティブな特集記事が組まれています。今回は7万円という金額がリアルな感じがしてベーシックインカムをよりリアルに想像しながら、将来について考えられます。

参考リンク:http://president.jp/articles/-/24443

 

プレジデントオンライン(2018/3/23)

「全国民に月7万円”は日本を救う最善手だ」

翌月にはプレジデントオンラインでポジティブなタイトルの特集記事が組まれています。ネガティブな記事と一緒に読むことで、よりベーシックインカムについての考えが深まるかと思います。

参考リンク:http://president.jp/articles/-/24700

 

東洋経済(2018年4月1日)

日本は「ベーシックインカム」導入で変わる

ベーシックインカムで日本がどのように変わってくるのか?気になりますよね。日本でベーシックインカム

参考リンク:https://toyokeizai.net/articles/-/213855

 

フィンランド国家プロジェクトして行われたベーシックインカムの実験

フィンランドでは2017年の1月から国家として初めてベーシックインカムの試験導入が行われ、世界から注目されました。

具体的な実験内容は、デスクワーカーから肉体労働者まで2000人の失業者を無作為に選び、自動的にベーシック・インカムが支給される方法で実験は開始されました。ベーシックインカムで給付される金額は560ユーロ。(日本円にして約72000円)※フィンランドの平均年収は約520万円

役所での難しい手続きや、副収入を得ることでの減額を心配する必要はないといった条件で実施された。

 

フィンランドの実験が1年経ってみて

当初からベーシックインカムに期待を抱いている学者や他の専門家、世界のマスコミで注目されていましたが、実験開始から1年経って見えてきたものがありました。

 

ベーシックインカム実験期間である2年を終えても延長予定はない。

これは、実験を請け負っているKELA(フィンランド社会保険庁事務所)がベーシックインカム実験終了後の追加実験の予算案を国に提出したのですが、予算が通らなかったため、フィンランド政府としてはベーシックインカムの実験は2年で一旦区切りを迎えるということになったからです。

しかし、予定していた残りの1年間のベーシックインカム試験導入実験は行われ、実験結果からの分析レポートは2019年には公表される予定だそうです。

 

政府とベーシックインカム推進派の人々との考え方の違いが浮き彫りになってきた

ベーシックインカム推進派が考えていたのは全国民への給付だったが、政府は失業者への対応措置としてベーシックインカムを導入していくという考え方が強かったため、今回の実験でも対象が失業者に限定されています。

その部分で大きく考え方が異なっていたことが浮き彫りになってきました。

 

ベーシックインカムの考えをまとめると

ベーシックインカムは、全国民に生活を最低限確保できる社会保証制度として現金を給付するといった画期的な仕組みです。

働かなくても収入が得られるとして、世界中から注目を集め、すでに10カ国で小規模ながらベーシックインカムの取り組みが行われています。特に、フィンランドでは2000名の失業者を対象とした規模が少し大きい試験導入が行われています。

フィンランドのベーシックインカムの実験ではあくまでも失業者に対する措置として意味がいが強いベーシックインカムの導入実験であるため、ベーシックインカム本来の全国民への給付といった趣旨と異なることが浮き彫りになっています。

 

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